今回は不登校の娘のその後について書きたいと思います。
↓前回の記事
退学を選びました
高校から登校を頑張っていた娘ですが、長く悩んだ末に退学を決意しました。
決意したのは私です。
学校があるというだけで毎日エネルギーを吸い取られるように弱っていく姿を見て、学校から離れようって決意することができました。
でも……本当はずっと前からわかっていました。
学校を辞めたいと娘が望んでいること。
ずっと認めてあげられなかった。
でもようやく決断できました。
「学校、行くのやめようか」
そう言うと、娘は静かに「うん」と言いました。
ずっと苦しかったよね。
ごめんね。
子供に背負わせないと決意
ずっと子供の意思を尊重することが大事だと思って、娘に「どうしたいの?」と聞いてきました。
でもその質問が大間違いだったんですね。
そして偽善でした。
娘は私が聞くといつも黙り込んで辛そうな表情していました
”言わない”んじゃなくて”言えない“。
それなのに無理やり問い詰めて、何かあったときに私は娘に「自分が言ったんでしょう」とすべての責任を娘に負わせようとしていました。
最悪ですね…
今思い返しても申し訳ないことをしたと胸が苦しくなります。
謝っても娘の傷が消えるわけじゃないけど……これからは娘に聞くのはやめて、私が自分で考えて選択していこうと思います。
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退学するためにやったこと
学校を辞めるにあたり、色々な手続きがありました。
- 担任の先生とのやりとり(具体的な退学日付の調整など)
- 退学書類の準備
- 奨学金の停止手続き
- 必要書類の提出
- 学校に残っている荷物の回収
- 学生証の返却
などがありました。
お世話になった先生たちにも挨拶をして、その後は無事手続きも進み、
娘の高校生活は終わりました。
学校を辞めたい時に選べる道は2つ
高校を辞めるという選択をする時、選べる道は2つあります。
1つは退学。
そしてもう1つは転校です。
我が家は退学を選びましたが、今の学校を辞めて他の学校へ転校することもできます。
どちらかというとそっちの方が多いみたい。
高校卒業するためには3年間の在籍が必要なので、退学するとその期間が在籍なしとなって卒業が遅れていく。
つまり、留年が確定します。
そのため退学はせずに転校して心機一転する子も多いみたいです。
退学後の様子
退学が決まってから、娘は目に見えて回復していきました。
笑顔が増え、楽しいことを楽しいと言えるようになりました。
これは本当に良かった!!
退学を選んで良かった、と心から思いました。
不登校は学校に行くことがエネルギーを奪うのだという現実を実感しました。
学校とのやりとり、毎日の行くか行かないかという悩み、仕事との調整、テストのこと、出席日数のこと、周りから遅れていく焦り。
「学校」という存在があるからこそ苦しかったことが全てなくなり、親の私もストレスは激減です!
何より娘の涙がなくなりました。
これが何より嬉しい!
しばらくは無職の娘と気ままな生活を楽しみます。
読んでいただきありがとうございました。
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