アラフォーシングルマザーブログ*成長物語*

シングルマザー13年目。子どもは不登校から高校卒業を目指しています。

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2分の1成人式

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先日、息子の授業参観で2分の1成人式を見てきました。

 

娘の時もやったので、これで2度目。

今回はビデオカメラ持参!

 

最近では学校行事としてやるところも多いみたいですね。

 

 

将来の夢

 

2分の1成人式恒例は、子供たちが一人ずつ将来の夢を言うことです。

男の子も女の子も緊張の面持ち。

ドキドキしながら自分の番が来るのを待っている気持ちが伝わってきます。

 

順番に想いを語る子供たちの姿にこっちまでドキドキ。

 

まだ10歳ですが、みんなしっかり夢を持っていました。

なんとなく、じゃなくて本当に夢として未来を見てる。

 

すごいなぁ。

 

私が10歳の時なんて将来のこと何も考えてなかった。

得意なこともなかったし、なりたいものもなかった。

 

 

将来の夢はどうやって決めるのかな?

 

 

今日聞いた子供たちの将来の夢は、自分の特技や好きなものと結びついたものがとても多かった。

 

ダンスを習ってるから、ダンサー。

歌が得意だから歌手。

物作りが好きだからクリエイター。

 

今やユーチューバーも立派な職業ですよね。

やっぱり2、3人はいました。

 

思いかえせば、私は特技がなかったです。

本が好きってことぐらい。

 

将来なんて全く考えていなかったけど、

今の子はこうして学校の授業の一環として将来の夢を考える機会があるので、

考えてなくても、考えざるをえないのかもしれないですね。

 

 

いつから

 

 

そもそも2分の1成人式なんて、いつからあったんだろう?

私の時は間違いなくなかった。

 

それが今では写真館でもおすすめするようなイベントになっています。

始まりはどうやら1980年ごろのようですが、

 

2002年度から2004年度に、一部の小学校4年用の国語教科書で取り上げられた 

引用元:2分の1成人式 - Wikipedia

 

ちょうど話題に出始めたのがこの頃の様な気がするので、広まったのはこれがきっかけかも。

 

 

10歳で脳が出来上がる

 

 

保健所で聞いた話です。

人間の脳みそは3階立てで出来ているっていう話。

 

 

1階部分は、生きるための動きをつかさどる場所。

トイレ、食事、心臓や臓器などなど。

命を守る場所です。

ここが出来上がるのは、3歳ごろだそうです。

 

2階部分は、感情を動かす場所。

うれしい、楽しい、好き、嫌い。

いやいや期が始まる2~3歳ごろから使い始め、年長さんぐらいで完成します。

お友達といっぱい遊ぶ時期ですね。

 

3階部分は、考える場所。

世間のルール、他人の気持ちを思いやる、やるべきことに順番をつける。

いろんなことを考えて動けるようになります。

ここが出来上がるのが、ちょうど10歳ごろだそうです。

 

ちなみにカエルとかは1階立てです。

猫や犬が2階立て。

そして猿やチンパンジー、人間が3階立てです。

 

この話、とても興味深くて真剣に聞き入っていたのですが、

いわゆる10歳の壁とか、高学年になると一気に大人びるとか、そういうことの説明がつくなぁと思いました。

 

どうして弟や妹は怒られないのに、お兄ちゃんお姉ちゃんだけ怒られるのか。

これも納得。

 

 

 

だから10歳は節目

 

 

ただ、この3階部分は使わないと大人になっても使えないままなんです。

そして使えないまま大人になると…、

 

ゴミのポイ捨て。

怒りに任せた行動。

自分優先な考え方。

 

問題行動がたくさん出てきます。

これは困る。

これからは考える力を伸ばさなくては!

 

10歳の子にはそれがもうできるんだということがわかって、2分の1成人式がこの年齢にちょうどぴったりなんじゃないかと思いました。

 

 

なくすべき、という意見

 

 

“子供が親に育ててもらった感謝を伝える場”

 

それは間違いなく親としてうれしいものです。

しかし一方で、参加できなかった親御さんがみえたのも事実。

 

仕事がどうしても休めない方もいます。

中にはお母さんが亡くなっている子も…。

 

シングルマザーも基本は休めないです。

自分しか稼げませんから、休むわけにはいかない。

 

そんな子供たちは、書いた手紙を誰に渡すの?

誰に向かって歌を歌うんだろう?

どんな気持ちで、ほかの子がお母さんと話す姿を見るんだろう…。

 

仕方のないことと言えばそれまでですが、考えると切ないです。

 

そんな子の気持ちを思うと、今までもなかったのだから、あえてやる必要はないのかもしれないと思いました。

 

 

まとめ

 

 

子供からのメッセージって確かにうれしいけど、感謝の気持ちは結婚式とか、母の日とか父の日とか、機会はほかにもあります。

別にクラスメイトみんなの前で言わなくてもいいんです。

 

いつか自分が親になったら嫌でも親の気持ちがわかる。

 

子供が心から感謝を伝えたいと思った時、本当の意味で気持ちは伝わりますよね。

そんな風に思った2分の1成人式でした。

でもせっかくなので今回はしっかりビデオに撮りました(*ノωノ)

 

 

お付き合いありがとうございました!

 

 

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