理論で追いつめるロジハラ
ワイドナショーを見てたら出てきたロジハラと言う言葉に、
「これじゃない!?」
と思わず口に出していました(笑)
理論で追いつめていくハラスメントだそうです。
私が1番嫌いなやつ~~~~!!!
正論の定義
ここで1番ポイントになるのは【正論】とは何か?というところ。
正論なんて人によって変わります。
何を一般論とするか、何を正しいと思うか、よっぽど法律などを持ち出してこない限り決めているのは人の心です。
人の心なんてコロコロ変わるし一貫性がない代表的なものだし、善と悪ですら立つ場所が変われば入れ替わるような曖昧なもの。
それをまるで自分が言っていることが1番正しいだろ!?悔しかったら言い返してみろ!!みたいな攻め立て方をするとロジハラになるんじゃないでしょうか。
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言い返せない相手を見て勝った気になる
言い返せないように理詰めで追いつめていくことで相手にダメージを与えます。
お互いの意見をぶつけ合えば議論やディスカッションになるのに、
それを避けて、相手を言い負かすことに快感を覚えるのです。
元夫の特性だった
元夫がまさにこのタイプでした。
特に私が嫌だと感じたのは、5歳とかの子ども相手に追いつめるところ。
「俺が間違ってるか?」
「悪いのは誰だ?」
正論を並べて子供にそう詰め寄るのです。
本っっ当に嫌でした。
大人げないにもほどがある。
人格否定になる可能性大
ロジハラは一歩間違えれば人格否定になります。
例えばダイエットがなかなかできない人がいたとして、
その子に「ダイエットできないのは運動しないことが原因だ」と言われたら、正論なので言い返せません。
そこで黙り込んだ相手にさらに、「運動嫌いでしょ?だからダメなんだよ」と言ったら、それはロジハラを通り越して人格否定です。
なぜなら運動が嫌いなこと自体は何も悪いことではありません。
誰だって好き嫌いがあって当然だし向き不向きがあるのも当たり前です。
痩せられない原因が【運動しないこと】なのは正しいかもしれないけど、だからと言って【運動が嫌い】なことは決してダメではありません。
それをまるで運動嫌いなことがそもそもの原因のように、【運動不足が原因】という正論を盾にして相手を否定するのがロジハラの厄介なところです。
ロジハラが周りにいると自分を責めてしまう
私の経験上、ロジハラをしてくる人は言い返してこないと思った相手にロジハラを繰り返します。
ロジハラする人は相手を言い負かしたい気持ちが強いため、最初から勝てる相手を選ぶのです。
自分が言い負かされる相手には下手なこと言いません。
おそらく言い負かすことで自分の価値を感じるように歪んでしまってるのだと思います。
一見すると合理的で頭の良い人に見えますが…
そういう相手と一緒にいると自分を責めたくなるので、相手が間違ったことを言っていないにも関わらず話した後に自責の念に駆られるのであれば要注意です。
ロジハラって言葉は使い方が難しいかも
私は「これ!」と叫んでしまいましたが、
テレビでは「これじゃ何を言ってもロジハラになってしまう!」とモヤモヤ感もありました(;´∀`)
これもわかる。
相手に意見を強制したいわけじゃなく、悩んでいる相手に対して善意で正しいことを伝えてくれる人もたくさんいます。
なので安易に使っていい言葉ではないですが、ロジハラに該当する人も間違いなくいます。
自分は優れていると勘違い★
元夫は相手を言い負かした後の決めセリフが「やっぱ俺はすごいな」でした(苦笑)
その言葉だけでもUZAI( ̄▽ ̄)
相手を傷つけることで自分が上だと思えるなんて…
私も元夫の正論で追いつめる特性には本当に苦しめられました。
その影響で自分に対する価値がかなり下がったし、自信がなくなったし、何をするにも不安に襲われるようになりました。
本当にロクなことになりませんので、気を付けてください。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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